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蓄電池の全負荷型とは?特定負荷型との違いやメリット・デメリットを解説

2025.07.25

蓄電池を選ぶときに気をつけたいポイントの1つが、「全負荷型」、「特定負荷型」のどちらがよいのかということです。それぞれにどのようなメリット・デメリットがあるのかを知って、自分のライフスタイルに合った蓄電池を選びましょう。

停電時にバックアップする範囲の違い

蓄電池は、電気を貯めて必要なときに取り出すことができ、停電時には、非常用電源として家の電気をバックアップすることができます。このバックアップの範囲は、「全負荷型」か、「特定負荷型」かによって異なります。

全負荷型は家中の電気を丸ごとバックアップ

全負荷型の蓄電池は、名前の通り、家中の電気を丸ごとバックアップすることができます。そのため、蓄電池の容量の範囲で、普段と同じように電気を使うことが可能です。非常時に使える家電とそうでない家電、電気がくる部屋とこない部屋といった区別をする必要がないため、便利です。

また、蓄電池の容量によっては、200ボルトの家電を使うことができます。例えば、リビングなどの大型のエアコンや、IHクッキングヒーターなどです。小さなお子さんや高齢の方は環境が変化するとストレスを感じやすい場合があります。こうした方がいらっしゃるご家庭では、全負荷型の蓄電池の方が使いやすいケースがあるかもしれません。

その一方で、全負荷型の蓄電池は、家中の電気をまかなうため、容量が大きくなりやすいという側面もあります。容量が大きくなると、その分、コストも上がりやすいといえます。また、いくら全負荷型でも、蓄電池の容量の範囲内でしか電気を使うことはできません。非常時に蓄電池の電気を使う場合には、それぞれの家電の消費電力をチェックすることが大切です。

特定負荷型は必要最低限の家電に電気を送る

その一方で、特定負荷型の蓄電池は、あらかじめ選んだ家電などにだけ非常時に電気を送ることができます。例えば、照明やエアコン、冷蔵庫などです。どのような家電を選ぶかは、それぞれのご家庭で優先順位を考えてピックアップすることになります。また、自宅の電気の配線なども関係するため、蓄電池の工事会社などとしっかり相談することが大切です。

特定負荷型の蓄電池は、全負荷型と比べて容量がコンパクトである場合があります。そのため、コストを抑えやすいという特徴があります。バックアップ電源として、必要最低限の容量を確保したいという方は、特定負荷型の蓄電池を検討してはいかがでしょうか。

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