2024.10.18
長く続いた猛暑が終わり、ようやく秋の訪れが感じられるようになってきました。
だんだんと気温が下がっていくと気になるのが、冬の寒さです。昨年は暖冬でしたが、今年の冬はどうなのでしょうか?
早めに冬支度ができるように、今冬の気温の見通しを知っておきましょう。
昨年の冬を振り返ってみると、全国的に気温が高く、近年類を見ないような暖冬でした。
気象庁によると、九州地方や奄美地方の平均気温が、統計開始以来、過去最高タイを記録したとのことです。
暖房を使う頻度が少なく、設定温度を極端に上げなくてもよかったため、光熱費が抑えられたという家庭もあるのではないでしょうか。
その一方で、気温の変動が大きく、東日本の日本海側などでは、寒気が流れ込んだことによって、一時的に大雪となった地域もありました。
24年の冬に関しては、全国的にほぼ平年並みの気温になると予想されています。昨年がイレギュラーな暖冬だったことを考えると、昨年よりも寒くなると考えてよいでしょう。
また、九州を含む西日本の降水量も、ほぼ平年並みになるという予報が発表されています。
今年の冬が昨年より寒くなるのは、ラニーニャ現象の影響を受けるためとされています。
ラニーニャ現象によって、太平洋西部の海水温が高くなると、日本では冬場の気温が下がり、大雪が発生することがあると考えられています。
九州では、10月に入ってもまだ最高気温が25℃を超える夏日がありますが、11月に入ると一気に気温が下がると予想されています。
急激に気温が下がることで、体調を崩しやすくなる恐れがあるため、注意が必要です。
寒くなる前の冬支度として、エアコンのフィルター掃除などを前もってしておくとよいでしょう。
エアコンの室外機の周りを整理したり、掃除したりしておくことも、省エネの観点からおすすめです。
また、寒い季節には、シャワーではなく、湯船にゆっくりと浸かることで、体の芯から温まることができます。
エコキュートや電気温水器をお使いの家庭では、使える入浴剤が限られる場合があるので注意が必要です。
花王のバブであれば、フルオート、エコオート、給湯専用のエコキュートでも使うことができます。
早めに冬支度をして、今年の冬をエコで健康に過ごせるように心がけましょう。