エコロジーブログ

今夏の電気・ガス代の補助、「酷暑乗り切り緊急支援」を解説

2024.08.23

温度計

家庭や企業向けの電気・ガス代の支援策として、国による「酷暑乗り切り緊急支援」が実施されています。
補助額がいくらなのか、支援期間はいつまでなのか、この春までの補助と何が違うのか、わかりやすく解説します。

「酷暑乗り切り緊急支援」とは

エアコンをつける人

今年の夏は、全国的に気温が高い日が多く、九州では最高気温が35℃以上の猛暑日が連日続いている地域もあります。
こうした背景を受けて、国は、8〜10月使用分の電気・ガス代について値引きを行う「酷暑乗り切り緊急支援」を緊急で実施することにしました。

今年5月までは「電気・ガス価格激変緩和対策」という名称で、電気・ガス代の補助が行われていましたが、これは、世界的な燃料価格の高騰によって光熱費が上がったことに対する支援でした。

新たな「酷暑乗り切り緊急支援」は、夏の暑さを乗り切るための支援とされています。エアコンを適切に使って、熱中症などを防ぐための緊急支援と位置付けられています。

電気・ガス代の補助額は?

「酷暑乗り切り緊急支援」では、家庭や企業向けの電気・ガス代に対して補助が行われます。
使用量に応じて補助額の単価が設定されており、この春までの支援策よりも補助額がわずかにアップしています。

値引き単価

(出典:資源エネルギー庁 電気・ガス料金支援

それぞれの値引き単価は上図の通りです。2024年8・9月使用分と10月使用分で単価が異なるため、注意が必要です。

家庭向けの低圧の電気料金に関していうと、8・9月分は電気使用量1kWhあたり4.0円、10月使用分は2.5円の補助となっています。
「酷暑乗り切り支援」を受けるための申し込みの手続きは不要で、電力会社・ガス会社からの請求時に自動的に値引きされます。

補助の対象期間はいつまで?

カレンダー

電気・ガス代の「酷暑乗り切り緊急支援」は、2024年8〜10月の使用分が対象となっています。注意したいのは「使用分」となっている点です。
電気・ガスの契約内容によっては、検針日が月をまたがって設定されている場合があります。

例えば、毎月25日が検針日の場合、7月26日〜8月25日までが8月分として請求されるようなケースがあります。
検針日は必ずしも月末ではないので、支援の対象期間は各家庭の検針日によって前後する場合があるのです。
補助の対象期間を正確に知りたい場合には、電気・ガス料金の請求書を確認して、検針日をチェックすると良いでしょう。

(参考:資源エネルギー庁 電気・ガス料金支援

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