2024.04.30
電気代が上がっている今、家電を買い替えるなら「省エネ家電」がおすすめです。
電気の使用量が抑えられるので、毎月の電気代を節約するのに役立ちます。
今回は、省エネ家電を選ぶときにチェックすべきポイントについて説明します。
省エネ家電とは、エネルギー効率が高くて、使用するエネルギーが抑えられている家電のことを指すのが一般的。
家庭の中で、特に電気の使用量が大きい冷蔵庫、エアコン、テレビなどを省エネ家電に買い替えると、電気の使用量が減って電気代を節約できるメリットがあります。
また、省エネ家電のメリットは、電気代の節約だけではありません。
消費するエネルギーが少ないことから、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を削減するのにも役立ちます。省エネ家電は、家計にも地球にもやさしい電気製品だと言えるでしょう。
(出典:資源エネルギー庁WEBサイトhttps://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/retail/touitsu_shoenelabel/)
省エネ家電を選ぶときには、店頭やWEBページに表示されている「統一省エネラベル」をチェックするのがベスト。
統一省エネラベルとは、家電の省エネ性能、年間のエネルギー使用料金の目安などを1つのラベルにしてわかりやすく表示したものです。
緑色の四角いラベルが、店頭の値札の近くに貼ってあるのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
ラベルに掲載されている星の数が多いほど、省エネ性能が高いことを表します。
また、その家電を1年間使ったときのエネルギー使用料金の目安も表示されています。
これはあくまでモデルケースの一例ですが、できるだけ電気代を抑えたいという人は、表示されている料金が安いものを選ぶとよいでしょう。
実は、家電の省エネ性能はこの10年ほどで、驚くほど進化しています。
例えば、冷蔵庫の電気の消費量は約10年前と比べて半分に、テレビの電気の消費量は約30%減少しているのです。
ものを大切に使うことはよいことですが、長年使っている家電の場合には、買い替えた方が電気代を節約できる可能性があります。
家電の寿命を知らせるサインに気づいたときには、できるだけ早めに買い替えることをおすすめします。
なお、古い家電を処分する際には、家電量販店に下取りをしてもらうなど、適切なリサイクルを行うことが大切です。